葬儀・終活コラム

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お別れ会 とは〜内容や流れ、費用を解説〜

お別れ会 は、故人や喪主と縁のある人が集まり、故人を偲ぶ機会です。偲ぶ会とも称されます。通常の葬儀とどう違うのか、内容や流れはどんなものなのか、気になる方も多いでしょう。お別れ会を検討している方、またお別れ会に参列しようと考えていえる方のために、詳細を解説します。

お別れ会とは火葬の後に開催される告別の場

お別れ会 とは、親族などが中心となって行った葬儀の後に、日を改めて開催されるものです。お別れ会には故人や喪主と縁のある方々が参列し、一緒に故人を偲びます。

著名人が亡くなると、「お別れ会にはたくさんのファンが集まった」などというニュースを目にしますよね。このことから、一般の人はお別れ会をやらないものと考えている方もいるかもしれません。しかし、「親族だけでゆっくり故人を送りたい」と小規模な家族葬が選ばれる昨今では、後日改めて、故人と縁のあった方々に感謝の気持ちを伝えられるお別れ会に注目が集まっています。また、コロナウイルス感染症対策のためにやむなく小規模な葬儀を行ったなどの事情がある方にも、落ち着いてからしっかり故人を見送れるお別れ会はおすすめです。

お別れ会の内容

お別れ会は、ほとんどが無宗教です。宗教儀式などは葬儀で前もって済ませているため、お別れ会では参列者が故人に別れを告げ、遺族が参列者に感謝の意を表すことが重視されます。故人の略歴を紹介したり、弔辞としてお別れの言葉を述べたりといったことに時間がとられます。決まった形式はなく、全て遺族ら主催者が自由にプロデュース可能です。

お別れ会の時期については、四九日や百か日など、節目となる日をめどに行う場合が多いでしょう。最後には会食があることが一般的ですが、まるで結婚式の披露宴のように、会食を取りながら進行していくスタイルでおこなうこともあります。

お別れ会の流れ

お別れ会

お別れ会の流れは、以下の通りです。

  • 開会
  • 故人略歴紹介
    ナレーションや写真スライド、生前の映像などで、在りし日の故人を偲びながら、略歴や功績が紹介されます。
  • 弔辞、弔電
    友人などによる追悼の言葉があります。
  • 献花
    音楽が流れるなか、故人の遺影に向かって献花がなされます。
  • 遺族代表挨拶
    遺族の代表が、参列者に向けて感謝の言葉を述べます。
  • 閉会
  • 会食
    会食の案内を受けた人たちが、会食会場へ移動します。
  • 解散
    参列者はお土産として記念品を受け取り、解散となります。

お別れ会の費用

お別れ会の費用は、プログラムの内容や参加人数により変わります。一人当たり1万円から2万円程度が相場で、かかる費用を頭割りして会費制にするのが一般的です。

会食や記念品にかかる費用は人数によって変動しますが、会場や祭壇の費用は固定費です。大きな会場を借りた場合、収容可能人数に対して参列人数が少ないと、高くつくことになります。お別れ会の費用を抑えるには、参列人数に合わせた会場を利用するのがポイントです。

お別れ会のマナー

お別れ会を主催する側も、参列する側も、気になるのが服装や言葉、香典についてのマナーです。それぞれ説明します。

  • 服装
    お別れ会は、主催者側から服装についての指定がなければ、ブラックフォーマルで参列するのがマナーです。主催者側が「平服で気軽に参加してほしい」と考えるなら、その旨をお知らせ状に明記しましょう。故人の好きだった色を入れるなど、カラーコードを設けたい場合も同様です。平服指定のときは、あまりに華美な服装は避けますが、通夜や弔問のときほど色味を気にする必要はありません。
  • 言葉
    葬儀でよく使われる「このたびはご愁傷さまでございます」という挨拶は、お別れ会でも使えます。ただ、亡くなってからかなり日にちが経っているお別れ会では相応しくありません。その場合、「お招きいただきありがとうございます。本日は、ご一緒に供養させてください」といった挨拶にしましょう。
  • 香典
    お別れ会は会費制が多いため、会費を包めば香典を用意する必要はありません。会費を香典袋に入れ、「御香典」などと表書きして受付に出しましょう。主催者側はお知らせ状に会費を明記します。会費制ではなく、香典も辞退したい場合は、その旨をしっかり伝えましょう。

まとめ

お別れ会はカジュアルなお見送りの形です。宗教儀式を伴わないことが多いため、綿密なプログラムを作らなければ時間を持て余してしまう可能性もあります。会場の担当者などとの細かな打ち合わせを大切にしましょう。
もし間が持たないと感じたら、開会と同時に献杯を行って、食事をしながらプログラムを楽しんでもらうのも一案です。合間に歓談の場も設けられます。その際は、お別れ会の会場が飲食できる場であることが必須条件となります。

黒田 詳智

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