葬儀・終活コラム

葬儀の準備

葬儀社との打ち合わせ〜葬儀の打ち合わせ前に知っておきたいこと〜

葬儀社との打ち合わせ

大切な家族が亡くなり葬儀を執り行うことになると、まずは葬儀社との打ち合わせが必要になります。短時間でたくさんのことを決めなければならず、満足いくお別れができなかったと後悔される方もいます。今回は、大切な家族の葬儀で後悔しないために、葬儀社との打ち合わせ前に知っておきたいことをご紹介します。

大切な家族が亡くなり葬儀を執り行うことになると、まずは葬儀社との打ち合わせが必要になります。短時間でたくさんのことを決めなければならず、満足いくお別れができなかったと後悔される方もいます。今回は、大切な家族の葬儀で後悔しないために、葬儀社との打ち合わせ前に知っておきたいことをご紹介します。

葬儀の打ち合わせのタイミング

葬儀社との打ち合わせは、故人のご遺体をご自宅や安置所へ搬送したあとにおこないます。入院していた家族が亡くなると、病院からどちらの葬儀社に葬儀を依頼するか確認されます。葬儀社が未定の場合は、病院と提携している葬儀社を紹介され、取り急ぎご遺体を搬送することもありますが、必ずその葬儀社で葬儀をしなければいけないという決まりはありません。慌てずにしっかりと準備をした上で打ち合わせに臨みましょう。

葬儀の打ち合わせ前に準備・確認すること

宗教宗派、地域によって葬儀形式が異なるため、あらかじめわかる範囲で宗教宗派を確認しておきましょう。宗教宗派がわからない、決まっていない場合は、親戚や葬儀社に相談すると良いでしょう。
葬儀の打ち合わせの際に必要になるのは、死亡診断書などへ捺印するための印鑑・葬儀の際に使用する遺影用写真等です。遺影用写真は、故人の元気な写真を選ぶことも大切ですが、参列された方がわかるような写真を用意するのも大切です。

打ち合わせで決めること

葬儀社との打ち合わせで決める内容は次の通りです。

1.葬儀の形式・日程・場所

まずは、葬儀の形式・日程・場所を決めます。この3点を決めなければその他の内容が決められません。例えば、通夜を翌日おこなうのか2日後におこなうのかで費用や段取りが変動します。
葬儀形式は仏式、神式、無宗教等があり、種類によって進行や手配するものが変わります。故人の生前の希望や自分たちの希望で決定します。
場所と日程は、葬儀の参列人数・宗教者の日程・式場の空き状況・火葬場の空き状況を確認し、決定します。

2.喪主の決定

以前は、長男がおこなうものとされていましたが、現行の民法ではそういった決まりはありません。配偶者や故人と同居していた方、介護をよくしていた方がそのまま喪主を務める場合もあります。

3.葬儀のプラン・参列人数

参列者の人数により利用する式場の規模が変動します。家族、親族、友人・知人、会社関係、ご近所の方などからどこまで呼ぶのかを故人・遺族の希望をもとに決定します。その後、参列人数に合わせた葬儀プランを選択します。

4.戒名

戒名は、一般的には、納骨・埋葬する菩提寺の僧侶につけてもらいます。菩提寺に相談せずに戒名をつけてしまうと、納骨・埋葬する段階で菩提寺に受け入れを断られてしまう場合もあるので注意しましょう。

5.祭壇の種類

祭壇は、白木祭壇か花祭壇(生花祭壇)の2種類が一般的です。どちらにするのかで費用も変動しますが、故人の希望や予算、葬儀の規模に合わせて選びましょう。

6.棺や骨瓶の種類

棺や骨瓶は、材質やデザイン、サイズも様々です。各々の特徴を良く把握し、故人を送るのに相応しいものを選びましょう。

7.料理、返礼品の種類

会葬してくださった方、お手伝いしてくださった方へのお礼として、料理や返礼品を準備します。
料理、返礼品ともにさまざまな種類がありますが、故人・遺族の希望、葬儀形態、会葬者の年齢等に合わせたものを選ぶとよいでしょう。また、料理・返礼品を決める際は、会葬者がどのくらいになるか、想定する必要があります。
返礼品については、余ってしまっても返品可能なものもありますので、少し余分に準備すると良いでしょう。

8.その他

その他、宗教宗派、地域によって必要なものが違ってきます。必要なものは葬儀社から案内しますが、ご不明な点などあれば気兼ねなくお尋ねください。

まとめ

大切な家族が亡くなり、気が動転している中で沢山の決め事をしなければなりません。葬儀後に「こうすればよかった」と後悔しないよう、わからないことや迷っていることは必ず葬儀社の担当者に相談しましょう。

島崎 藤幸

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